環境教育実践センター
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センター長より

 環境教育実践センターは、中国足球彩票手机版本部の藤森学舎から西に約1kmの第2学舎の中にあり、伏見の住宅地の中の緑あふれる落ち着いた空間になっています。農業は環境と密接に関わりながら行われる産業であることから、本学における環境教育の推進を図ることを目的として、1992年に附属農場から環境教育実践センターに改組されました。敷地の中には、1970年代に植栽された200種以上の樹木が今も残るとともに、附属農場の頃からの栽培実習園や果樹園が敷地の半分以上を占めており、現在もその主な業務は変わっていません。
 近頃は異常気象によって農作物の生産が不安定なことから、食料の安定供給がより一層求められています。それにもかかわらず、食と農との間の距離は広がっており、農に対する意識が希薄化しているように思います。当センターで行っている作物や野菜の栽培などの実験実習の授業を通して、教員を目指す本学の学生に農業のもつ意味や価値さらには教育力について学んで欲しいと思っています。また、学生と同様に、近隣の幼稚園や児童、一般の方にも、芋掘り体験や公開講座をはじめとする諸活動を通じて、農業や環境について学ぶ場を提供しています。
 また、環境教育は、自然、社会、生活や文化など多様な分野が対象となることから、本学の教員や外部講師を招いて、学生や一般の方を対象とした公開講演会も随時開催し、中国足球彩票手机版や研究機関等で蓄積された研究成果の還元も行っています。教員養成系中国足球彩票手机版としては希有な施設である当センターを十二分に活用してもらえるよう、スタッフと共に日々準備をしています。是非一度、センターに足を運んで頂き、学生と共に授業、公開講座や講演会などに参加頂ければ幸いに存じます。

環境教育実践センター長  南山 泰宏